看護師に限らずですが、女性が多い職場だと出会いが少ないですよね。私が新卒で働いた病院も、今の病院に比べると職員の数は多かったんですが、病棟スタッフは9割女性。多職種でいうと医者やリハビリスタッフ、放射線科のスタッフ。その中には男性もいましたが、恋愛に発展するような関係性にはなりませんでした…(コミュ障の私はとくに)
今となっては、SNSやマッチングアプリで出会って結婚するなんてよくある話で、私の周りにもたくさんいます。でも、私が20代前半の頃は、今のようにSNSやマッチングアプリなんて浸透していなかったものですから、自分で出会いの場に行くしかなかったんですよね。
ただでさせえ、人付き合いが苦手でコミュ障の私。それはそれはもう苦労しましたし、たくさん嫌な思いもしました(汗)でも、いろんな経験をしたおかげで今の旦那と出会えたし、成長出来たこともある…と思います。(そう思いたい!)
今、出会いがなくて悩んでる看護師さんや看護学生さんに(そうじゃない出会いを求める全ての女性にも)この記事を読んで、アプリもいいけど「たまには人と出会える場所に行ってみようかな」と思ってもらえたらな~なんて。
「職場や学校で出会いがなくて、この先不安。」「人見知りなのに誰かと新しく出会うなんて難しい。」とあの頃の私と同じ悩みがある人の、背中を少しでも押せたら…と思います♪
結婚願望が強かった私、絶対に彼氏が欲しかった
看護師という職業、手に職があるからか独身の先輩もたくさんいました。独身ならではの楽しみもあるし、結婚や出産だけが“幸せ”じゃないことは知っています。
それでも、私は30歳までには結婚したかった!年齢を決めていたのは子どもが欲しかった事が理由として大きかったですね。
小さい頃から、両親はすごく仲が良くて“結婚生活”というものに悪いイメージがなかったし、何より「お母さんになる」という夢が私にはありました。旦那さんがいて、子どもがいて、自分の帰る場所がある。こう聞くと重たく感じるかもしれませんが、昔から人付き合いが苦手だった私は、友達と過ごすよりも家族でいる時間が大好きだったし、安心できる場所でした。なので、自分が大人になってからもそういう“心から安心できる場所、本当の自分でいられる家庭”を築きたかったと思うんですよね…。
看護学生時代、なかなか彼氏が出来ず。
高校卒業後、看護学校に入学しましたが想像していた通り9割女性。男性もいますが、高校とはまた違って“実習や記録を共に頑張った仲間”で、恋愛対象には中々見れませんでした。他学年には付き合ったりしている人もいたので、私の学年がそうだっただけかもしれませんが。
合コンに積極的に参加
最近はアプリでの出会いが主流になっているから、“合コン”と聞くと古く感じる方も多いかもしれません。でも、私が学生だった頃は看護学生は何かと合コンに誘われやすかった気がします。出会いが少ないイメージがあったのか、それとも看護師という職業が単純に良い印象だったのかはわかりませんが。
同年代の大学生というよりも、消防士や警察官、工場のような女性が少ない職場で働く男性など同年代~少し年上の社会人との飲み会がよく開催されていました。友達が多い子や、合コンが好きでよく行く子が学年に何人かいて、その子達が声をよくかけてくれたので毎回同じようなメンバーで参加していましたね。
結構、出会いに期待して参加してたような…。よくあるその場で「連絡先交換しませんか?」みたいなのはあまりなくて、解散してから主催者の友達が「○○が連絡先教えてほしいって言ってるけどいい?」と間を取り持ってくれていたような気がします。
恥を捨てて友達に彼氏が欲しいことをアピール
「誰かいい人がいたら紹介して!」とまではコミュ障の私は言えなかったんですが、友達と彼氏の話や恋愛の話になったときに“今私は彼氏が欲しいんだ”という事はアピールしてました。他人任せになってしまうけど、“誰か紹介してくれたらな~”という期待を込めて(笑)
でも、実際に何度か「お似合いだなと思う人がいるんだけど会ってみない?」と紹介してもらってこともあります。「彼氏なんか別にいなくても寂しくないし。」と強がるよりも、「彼氏がなかなかできなくて…」と素直な方が友達も紹介しやすいですよね。
アルバイトで出会いを探すのもアリ
看護学生は、実習に記録や事前学習ととにかく忙しくて、学校によるのかも知れないけど私の看護学校の同級生でアルバイトをしている人は少なかったように思います。
1年生はとにかく毎日環境に慣れたり、付いていく事に必死でしたが、2年生になって少し環境にも慣れて実習やテストの期間以外は余裕があるように。
お金のためというのももちろんありましたが、ぼーっと家にいたり友達と勉強するばかりでは良くないと思いたって、出会いのためにもアルバイトを始めました。
シフトの都合が付きやすい、女性スタッフだけではないアルバイト先を探しましたね~
居酒屋、ファーストフード店、ホテルを試したかな?結果的にアルバイト先では恋愛に発展するような出会いはとくにありませんでした。でも、コミュ障の私にしては”頑張ったな”と思うし、高校生時代にしていたアルバイトとはまた違う感覚でできたので楽しかったです。
看護学生時代は恋愛をそこまで楽しめなかった
結論を話すと看護学生時代は、紹介で出会った人と一人お付き合いをしただけでした。この当時の彼は、国家試験のときも支えてくれて、私が働きだしてから時間が合わないことが多くてお別れしてしまいましたが、いい思い出です。
私が余裕のない性格だからなのか、やっぱり普通の大学生よりも、忙しくて時間のゆとりや気持ちの焦りなんかもあってそこまで恋愛に重きを置けなかったような気がします。でも、学生時代にたくさん出会いを求めて行動したから、経験値も上がって学んだこともたくさんありました♪
看護師の私が彼氏を作るためにしたこと5つ
社会人になり、仕事は大変ですが自由に使える時間やお金ができて毎日充実していました。でも毎日仕事をしているだけでは、なかなか出会いは無くて2年程彼氏は出来ませんでした。
学生時代と同じで先輩や同僚に飲み会に連れて行ってもらったり、紹介をしてもらったりもしましたが、自分でも出会いに繋がるように努力したことを紹介します。
婚活パーティー、街コンに参加
お金を払って参加する出会いの場は、合コンよりも男性女性どちらも真面目な方が参加されているように思いました。婚活パーティーは、もちろんですが結婚を見据えた出会いを求めている人が多くて、「次付き合う人は結婚する人」と決めていた私は婚活パーティーが手っ取り早い気がして、何度か参加しましたね。なんだか
年齢層が高いイメージで、20代前半の自分が参加してもいいものなのか躊躇したけど、調べると“20代向け婚活パーティー”など、参加できそうなものがたくさんありました。
街コンは、人見知りの私はなんだかあまりゆっくり話ができなかった印象があります。主催する会社にもよるのかもしれませんが、あまりに大規模で大人数の街コンは個人的におススメしません(大勢の人と出会えるというメリットはあると思います)
私が参加して楽しかったのは、“フットサルコン”などのスポーツをしながら出会いを求めることを目的としたイベントです。婚活パーティーのようにかしこまっていないし、スポーツをしながらなので自然と会話ができたりと、人と話すことが苦手な私も自然と楽しめました♪参加していた男性も、「彼女は欲しいけど、婚活パーティーや街コンなど“会話”を目的としたイベントは緊張してしまう」と話していて、比較的女性慣れしていない男性が多いように感じました。そこまでスポーツが得意でない私ですが、教えてもらいながらだと会話もできるし、距離も縮まるような気がします…♪
社会人サークルに入った
フットサルコンで自然と楽しめた私は、同僚と一緒に“社会人サークル”に入ることにしました。SNSや検索で“○○地域 社会人サークル”と調べるとたくさんヒットして、自分達にもできそうなものを探せます。
フットサル、バドミントン、ボルダリング。料理サークルなんかにも参加しましたね。どのサークルも体験してから、正式にメンバーになるという流れでした。ただ、決まった曜日に開催されるところが多くて、シフト勤務の私たちはなかなか参加が難しい…となり、結局どのサークルにも正式に入ることはありませんでした。
手っ取り早く出会いたい人には不向きかもですが、自分の趣味を見つけながら“自然な出会い”を求める人にはおススメです。サークル内で出会えなくても、友達ができたらそこから繋がりが増えるかもしれませんしね♪
行きつけのお店をつくった
サークルに一緒に参加した同僚も長年彼氏がいなくて出会いを求めていたので一緒によく行動していました。仕事のあとにお互いの家でご飯を食べることも多かったんですが、ある日「ただ家で2人でご飯を食べているだけじゃ、誰にも出会えないよね」と。そこから時間が合えば一緒に外食をするようになりました。(お金の事を心配せず外食だなんて今考えると羨ましい…)
お酒はあまり飲めませんが、もともと食べることが大好きな私たち。スポーツ観戦できるような飲食店や、少し背伸びしたお洒落なお店、反対にご夫婦でやっているような小さな居酒屋と色々行きました。
その中でも、ご夫婦でされている居酒屋がお気に入りで何度か通っているうちに、店主の方も顔を覚えてくださり会話をするように。そうすると、「この前もお二人で来ていましたよね?」と男性二人組から声をかけていただいて、お店の方も交えてみんなで話をするようになったりと、出会いがありました。
外で勉強するようにした
看護師という職業柄、勉強は日常的に必要ですよね。家で一人で黙々と勉強する事も大事ですが、出会いのためには「外に出なければ…」とういう気持ちが高まっていた時でしたので、出来るだけスタバやカフェで勉強するようにしました。同じような時間帯に行くと、“行きつけのお店をつくる”というのも同じですが、「あ、この人よくいるな」などと顔を覚えるように。
実際に一度だけ、スタバで話しかけられた事がありました。コミュ障なので、会話に花を咲かせる事が出来なかったので進展はしませんでしたが(何してんだ)、行動してみるものですね。
夜遊びを楽しんだ
お酒はあまり飲めないので、派手な夜遊びは出来ませんでしたが、時々友達と週末にクラブに行ったり、いわゆる“ナンパされやすい”と言われている場所へお洒落をして出向いたりしてました。正直、真面目な出会いはなかったけど、「独身、彼氏なしだからこそ楽しめることをしよう!」と少しチャラチャラした人と話をしたり連絡先交換したり、そんな場では積極的に話しかけてきてくれる男性が多いですから、人見知りの私も楽しかったです。
今の旦那との出会いは
彼氏をつくるために色んな事を試しましたが、なかなか付き合うとまではいかず。「少し出会いのために行動するのは休憩しようと」思っていた矢先、小・中と同級生だった今の夫からSNSのメッセージが届きました。「フットサルの試合があるから友達を誘って応援に来ない?」と。
とくに学生時代、仲が良かったわけでもなくて。もちろん、こんな性格ですから学生時代の男子の友達なんてほぼいなくて。
話をよくよく聞いてみると、「女子の応援が欲しい」とフットサルのメンバーでなったらしくてSNSで見かけた私に声をかけたとのこと。
学生時代の夫にあまり良い印象はなくて(どちらかというと嫌だなと思うくらい笑)、あまり乗り気ではなかったけど友達は幸いにも行く気満々だったので行くことに。
再開してみると、学生時代のおちゃらけた感じは少し落ち着いていてなんならそのギャップにまんまと惹かれた私(笑)悪いイメージからだと、そこから“上がる”しかないわけで。そこから、あれよあれよと付き合って、結婚まで1年半くらいでした。
彼氏をつくるために行動して思ったこと
たくさん出会いのために行動してきましたが、意外と“フッと力を抜いた時に出会いはやってくる”ものなんだな~と思いました。ただ、行動してきた事が繋がってます。
色んな所に遊びに行くSNS投稿を見て夫は声をかけてくれたんだと思うし、コンプレックスである人見知りの自分も、色んな人と出会って話をしたから、少しだけ自信がついて夫と再会した時もリラックスして話せたり。今までの頑張って行動してきた事が、夫と出会うことに繋がったんだと思っています。
あとは、見極める力がついたこと。これは、ハイスペックな男性を見極めるということではなくて、“自分に合う人を見極める”ということ。なんとなく、「この人はいいな」という自分の感覚って大事だと思いますしね。
マッチングアプリが主流になりつつあるけれど、たまには自分で出会いを探しに外に出て見たり、イベントに参加してみたり…♪そんなこともしてみようかなと思ってもらえたら嬉しいです。
“彼氏ができない、何をしたらいいかわからない、この先ずっとひとりかもしれない”と悩んでいる方、意外にも出会いは少しの行動から広がったり、ある日突然やってきたり。焦らず、自分の感覚を大事に毎日を充実させてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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